今後は増え続ける?セックスフレンドの存在価値とは

以前ある雑誌にて20代~30代の女性を対象にとったアンケートの結果、8割以上の女性が「日常的にセックスをするパートナーがいる」と回答したそうです。
当然、その年代の女性ですから、結婚している女性もたくさんいるでしょうし、社会に出てきちんとしたパートナーとお付き合いをしている女性も多いと思います。
この「日常的」という意味ですが、少なくとも月に1回以上、という定義だそうです。
そう考えると、1ヶ月に1回以上のセックスをしている女性の割合が8割というのは、その結果だけなら、そんなに驚くべき数字ではないと思うのですが、問題はここからです。
その相手をさらに踏み込んでアンケートしたところ、彼氏・夫と答えた女性は、これも約8割。
残りの2割は「それ以外」と答えているそうです。
その2割の「それ以外」こそ、セックスフレンドの存在に他ならないのではないでしょうか。
このとき、セックスフレンド=純粋にセックスだけの関係、と、セックスフレンド=セックスもすることがある友達としてみると、実はもっと「それ以外」が多くなってくるのではないかと思います。

このセックスフレンド、言葉こそこの数十年で浸透したと思われますが、存在というか実態自体は、すごく昔からあったのではないかと思います。
それこそ、明治・大正はもちろん、江戸時代までさかのぼっても、そういった関係は必ずあったはずです。
当然、性にオープンになってきた今でこそこういった言葉がありますが、もともと日本ではあまり大きな声で言える類いの物ではないのでしょうね。
今現在もそういった意識が根強くあるはずですので、統計はあまり当てにならないかもしれません。
そういった付き合いがあっても、言わない、答えない、といったことがあるのではないかと思っています。
明治時代や、大正時代に、同じような統計を取っていたら、どのような結果が出ていたのでしょうか。
少し気になりますね。

セックスフレンドの定義ですが、これとこれを満たしていたらセックスフレンド、のようなものがあるわけではないので、幅広い意味になってしまいますが、基本的には、男女合意の上での関係、と言えるでしょう。
ただし、男性と女性の意識というのは双方異なったものがあるのは当然で、双方合意とはいえ、女性は気持ちが入っているのに対して男性はないとか、その逆とか、微妙な関係の上に成り立っているのも事実です。
セックスフレンドは、関係自体が非常に微妙で繊細な状況に置かれていることはもちろん、社会的にも日常的にも認められることはあまりありません。
こういった性質上、セックスフレンドが長く続くことはあまりなく、どちらからともなく関係が崩れてしまったり、どちらかの感情が踏み込みすぎてしまったり、あるいは圧力などによって終わってしまうことがほとんどです。
長く続いているセックスフレンドにはどういったコツ(?)があるのかはわかりませんが、少数派かもしれません。

セックスフレンドの関係は、言うまでも無く、セックスが基本になってきます。
体の相性、というのは誰が言い始めたことかはもちろんわかりませんが、よく言われる言葉でもあります。
結婚した相手や、今付き合っている相手が、必ずしも体の相性が最高な訳ではなく、そういった不満をお互いが解消できないと、このセックスフレンドを作るきっかけになったり、あるいは不仲のきっかけになったりすることも事実です。
逆に、体の相性がすごく良かったから=セックスフレンドになるわけではありません。
セックスフレンドになったからといって、そこから実際に付き合ったり、結婚には発展しなかったりすることがほとんどなのも、この関係の面白いところです。
このように、男女の関係は微妙なのですね。
でも、以外とこのセックスフレンドの関係を持っているという人たちに聞いてみると、「ラク」という言葉が返ってくることが多いのです。
「付き合う必要がない」「プライベートに干渉しないから」「将来のことに関して問われないから」というのが主な理由なのですが、意外と現在の関係に満足していることが多いようです。
考えようによっては、お互いの意識が同じであれば、一番「都合のよい関係」を築けるのでしょう。
少し寂しい時、刺激がほしい時、遊びたい時、本気の人には言えない相談。
そういった場合には、このセックスフレンドくらいの関係で、多少ライトに付き合っていることがとても心地よいと考えるのは、おかしなことではないのかもしれません。

もちろん、このような話や関係を聞いて、眉をひそめる層もいるのは事実です。
ですが、当人達の合意があって、他人に迷惑をかけていない状態、社会的・モラル違反もしていない状態であれば、これはこれで成り立つものなのでしょう。
このセックスフレンドという関係が、認知されることは今後も考えにくいのですが、その割合自体は増えていくのかもしれませんね。
結婚の年齢自体の高齢シフトや、ゆとり世代の成人化、特定の人と長く付き合わない考えが折り重なって、セックスフレンドの存在自体まだまだ増えることは十分予想されます。
一度でもセックスフレンドを作ったことがある人たちは、またその関係を求めがちだと思います。
特に、問題もなく、疎外感もなく関係を続けていたならなおさらだと思います。
女性の2割が「その他=セックスフレンド」の関係を認めてるのなら、潜在数もかなりあるのだと思ってなりません。

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